運用中のロボットが設計どおりの動作を保つよう支える、フィジカルAI向け運用中リスク監視・保護プラットフォームRthena
フィジカルAI向け運用中リスク監視・保護プラットフォーム
Rthena

サイバー脅威から、
ロボットを守る

Rthena(アテナ)はサイバー脅威がヒューマノイドを含むロボットやドローンの認識や判断、動作に及ぼす影響を検知し、
ロボットの動作や運用に影響するインシデントへの発展を防ぎます

ロボットの認識と制御を脅かすサイバーリスク

ロボットは外部から受け取るデータやコマンド、視覚情報をもとに動作しているため、これらの情報が改ざんされると、意図しない動作につながるおそれがあります。
Rthenaは、ロボットが受け取るさまざまな情報が認識や判断、動作に及ぼす影響を評価し、対策が必要なリスクを特定します。

AIによる誤認識

汚染されたAIモデル、敵対的な視覚情報、改ざんされたセンサーデータは、認識のゆがみや安全性を損なう判断につながります

制御権の奪取

コマンドの乗っ取りやインターフェースの悪用は、承認された範囲を超えた動作や経路・タスクの変更を招きます

安全機能や防御機能の無効化

ファームウェアやソフトウェアの改ざんは、監視機能や動作の制限、異常時の停止動作を無効化または弱体化させます

サイバー脅威の検知から対応まで

Rthenaロボット上でリスクの兆候を検知し、クラウド上のRSOC(ロボティクス・セキュリティ・オペレーションセンター)で動作や安全性への影響を評価するとともに、承認済みポリシーに基づく対応を実行します。

Rthena AIエージェントが、各ロボットの動作やシステムの状態、コマンド、セキュリティイベントを監視します。検知したイベントを、そのロボットの稼働状況と関連付け、対処が必要なリスクを見極めます。

提供情報: 稼働状況を踏まえ、優先順位付けされたリスク情報

Rthena RSOCがロボットの実行中作業や複数のロボットの稼働状況を踏まえ、検知したリスクが認識や判断、動作に影響していないかを評価するとともに、承認範囲を超える動作につながる可能性がないかを判定します。

提供情報: 動作と安全性への影響を判断するための説明可能な評価結果

Rthena RSOCが実行可能な措置をあらかじめ定めた範囲と照合し、影響を受ける複数のロボットに対して実施する措置を決定します。Rthena AIエージェントは、決定された措置を各ロボット上で実行します。

提供情報: 運用継続への影響を考慮した、管理・追跡可能な措置

ロボットの動作、改ざん有無、コマンドから取得したデータを関連付け、リスクの兆候を検知するRthenaの画面サイバーリスクによるロボットの動作や安全性への影響を評価するRthena RSOCの調査画面サイバー脅威の対象となった複数のロボットに実施する措置を、承認済みポリシーと照合して決定するRthena RSOCの画面

ロボットとクラウドの連携

Rthena AIエージェントは各ロボット上で、Rthena RSOCはクラウド上で動作します。
リスクの兆候をロボット側で検知し、クラウド側で影響の評価と措置の決定を行った後、ロボット側で対応を実行します。

監視情報
ロボットから取得する認識・受信・実行データ
  • ロボットの動作とテレメトリデータ
  • センサー情報と認識結果
  • AI、ソフトウェア、ファームウェアの改ざん有無
  • 受信コマンドと制御通信
  • 実行中作業と周辺環境情報
  • プロンプトとAIモデルへの入出力
ロボット上での処理
Rthena AIエージェント
各ロボットへ搭載
  • ロボットの動作とシステム状態を監視
  • 異常な信号、AIモデルへのプロンプトインジェクション、ジェイルブレイクの試行を検知
  • AIモデルの入出力にガードレールを適用
  • 検知イベントとロボットの稼働状況を関連付け
  • 承認された措置をロボット上で実行
クラウド上での処理
Rthena RSOC
クラウド上で稼働
  • ロボットの動作と安全性への影響を評価
  • 実行中作業と複数のロボット稼働状況を踏まえてリスクを判断
  • 実行可能な措置を承認済みポリシーとAIガードレールに照合し、検証
  • 影響を受ける複数のロボットに対して実行する措置を指示
運用担当者による確認・管理
運用担当者への提示情報
  • ロボットの動作や状態に生じた変化
  • 動作や安全性への影響
  • 推奨または実行された措置
  • 影響を受けるロボット

運用環境に応じた3つの構成

Rthenaはクラウドのみ、ロボット上のみ、または両方を連携させた構成で運用できます

エージェントレス

ロボットから取得済みのテレメトリデータを使用し、Rthena RSOCで監視・分析します。
ロボットへのソフトウェア追加が難しい運用環境向け

AIエージェントのみ

Rthena AIエージェントがロボット上で脅威を検知し、クラウドに接続することなく措置を実行します。
外部ネットワークから隔離された環境や、即時の対処が求められる運用環境向け

サイバー攻撃によるロボット動作への影響

公開済みの脆弱性がロボットの動作に及ぼす影響と、Rthenaが運用中にその影響を検知・抑制する仕組みをご紹介します

公開済み脆弱性

Bluetoothの脆弱性を悪用したロボットの乗っ取り

UniPwn | 2025年9月
攻撃経路
Bluetoothの脆弱性を悪用してルート権限が取得され、ロボットの操作権限が攻撃者に移行
動作への影響
ロボットは安定性を失い転倒し、侵害は周辺のロボットにも広がる可能性があります

ロボット運用の現場を支えるRthena

Rthenaが提供する共通のリスク情報をもとに、ロボットの運用に関わる部門や事業者は
運用中に発生したリスクを確認し、必要な対処を判断できます

ロボット運用部門

ロボットの動作、コマンド、システムの改ざん有無、影響を受けるロボットをリアルタイムで把握し、ロボットの安定稼働を支えます

RaaS(Robotics as a Service)事業者・運用受託事業者

複数のロボットを継続的に監視し、定められた範囲内で措置を実行することで、ロボットサービスの安定運用と継続的な提供を支えます

機能安全・製品セキュリティ・法規対応部門

説明可能な評価結果と追跡可能な対応記録の提供により、ロボットの動作に影響するリスクの社内調査や報告に必要な情報の整理を支援します

Rthenaの特長

サイバーリスクによる動作への影響を特定

異常の検知だけでは、それがロボットの動作に関わるかどうかまでは分かりません。Rthenaは検知した異常が認識や判断、動作に及ぼす影響まで評価し、優先して対処すべきリスクを明らかにします

アラートの背景にあるリスクの把握

アラートの背景が見えなければ、通常の変動と対処が必要なリスクを切り分けられません。Rthenaはロボットの動作やテレメトリデータ、コマンド、AI、ソフトウェアの改ざん有無を実行中の作業や複数のロボットの稼働状況と関連付け、両者を判別します

承認された運用範囲内でのリスクの抑制

運用中のロボットから脅威を検知した場合、リスクの深刻度とロボットの運用条件を踏まえ承認された範囲内で実施する措置を決定し、対象となるロボット上で実行します

複数のロボットへの一貫した措置と記録

影響を受けたロボットを特定したうえで必要な措置を実行し、検知した変化、動作や安全性への影響、実行した措置を記録します

よくあるご質問

一般的な監視ツールはロボットの異常を検知します。Rthenaは検知にとどまらず、検知した異常がロボットの動作や安全性に影響する可能性を判定し、ポリシーの範囲内で必要な措置を実行します。

Rthena AIエージェントはクラウドではなくロボット上またはその周辺で稼働し、リスクの兆候をリアルタイムに検知します。検知したイベントは複数のロボットの稼働状況と関連付けられ、脅威の調査と措置の決定に必要な情報として提供されます。

Rthenaはリスクの深刻度に応じてポリシーの範囲内で実施する措置を決定するため、リスクの低いイベントによる稼働停止を避けながら脅威による影響を抑制できます。

Rthenaはリスクの検知や措置の実行ごとに、検知した変化、ロボットの動作や安全性への影響、実行した措置を記録します。これらの記録は、安全管理、プライバシー保護、法規対応に関する報告に必要な情報として利用できます。

Rthenaはロボット運用部門、システムインテグレーター、安全管理部門、法規対応部門向けの製品です。部門間で共通のリスク情報を共有し、運用中の脅威に対する必要な措置を判断できます。

運用を止めずに、ロボットを守る

Rthenaの機能や監視方法、運用中のロボットをサイバー脅威から守る仕組みについてご案内します

お問い合わせ